[22日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>のリテール部門シニアバイスプレジデント、ディアドラ・オブライエン氏は、ロイターとのインタビューに応じ、年末商戦に向け、新型コロナウイルスに対応した実店舗「エクスプレス」を拡充する考えを示した。

エクスプレスは現在、米欧で約20店舗あるが、月末までに50店舗に増やす計画という。店舗内にはプレキシガラスで仕切られた販売カウンターが用意され、アクセサリー類なども陳列。顧客は予約ベースでオンライン注文の品物を受け取れるほか、技術系の店員とも面会できる。

オブライエン氏は「エクスプレスは当社が顧客にサービスを提供するためのより迅速な方法で、これにより、適切な社会的距離を維持しながら、店舗内での衛生プロトコルを全て守ることができる」と語った。