【図解】テスラの「数字」を5つのポイントで押さえよう
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テスラが発表した2020年第3四半期の決算は、アナリスト平均を上回る素晴らしいものでした。
イーロン・マスクCEOも「テスラの将来をこれほど楽観したことはない」と語るほどの好決算を、5つのポイントから分析します。
3分で読めるグラフィックにまとめましたので、ぜひご一読ください。
それにしても今年は世界中がコロナで沈む中で、イーロン・マスクはスペースXで有人宇宙飛行を実現し、テスラの業績も好調。
今年一番成功している人なのではないでしょうか。テスラが本社を置くサンフランシスコのパロアルトでは、10社に1台ぐらいがテスラ。
創業から資金調達し華やかなスタートを切ったように見えたが、リーマンショックに苦しみ10%の従業員をカット。
数年前の株価の悲惨な下落、マスク氏の失言と罰金で上場企業社長に相応しくないなど批判もあった。
途中ノウハウがたまって売上の目処が見えてきた時点で、自社開発に切るという、Fake it till make itの進化版を体現。
同業者が苦しむ中、前回の危機と違ってテスラは安定している。
自分たちを信じ、共感してくれる人を集め、試行錯誤しながら使える製品をちゃんと世に届ける。
マスク氏とテスラの今までの一連の苦労と軌跡を見ていると、トラブル含めこれからも人々を魅了し続けていくのではないでしょうか。元米テスラ社員で経営コンサルタントの立場から申し上げますと、この期におよんでもまだテスラを「自動車メーカー」「EVメーカー」と位置付けている記事や批評は全て的を外しています。
今回のイーロン・マスクのコンファレンスコールの内容を是非聞いていただきたい。
「テスラは、馬鹿げているくらいに垂直統合できているので、他社が真似するのは極めて難しい。真似されること自体には何の反発もないが、おそらく無理だろう。」
「テスラと同じ様になろうとする時に、カタログから買えるものはない、全て自社開発している。」
「ソーラールーフはキラープロダクト(大ヒットの可能性を持った画期的商品)だ。来年はそれがよくわかるだろう。」
などなど、垂直統合はEVの領域をはるかに超えている話しが多かった。
自動車保険にも進出し、ロボタクシーにも言及している。
ご興味ある方は、是非下記の動画をご覧ください。
テスラの基本戦略①:垂直統合テスラ流、驚きの全容!
https://youtu.be/MAZm6jo12Vo
【立上れ50代+!】テスラがトヨタを抜いた唯一の理由!
https://youtu.be/YwSyZSUkCVY