アストラゼネカのコロナワクチン治験、被験者が死亡 ブラジルで
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どのような理由であれ人の死は容易に受容できるものではありません。しかし、臨床試験の多くが致死的になりうる病気を取り扱うため、臨床試験中に人が亡くなるということ自体は避け難く、特に致死的になりうるCOVIDを取り扱い、それぞれの試験に何万人もの被験者が参加していることから、このような事象は今後も報告され続けることが予想されます。
避けなければならないのは、副作用による死亡ですが、今回死亡が報告されたのは、アストラゼネカのワクチンを受けていない被験者のようです。
また、被験者は28歳のフロントラインで働く医師だったとのことです。これがCOVIDによる死亡だったかは明らかになっていませんが、COVIDによる死亡を少しでも減らすためにも有効なワクチンの開発が急がれます。
ニュースが間違った形で伝わり、ワクチン忌避に繋がらないことを願います。アストラゼネカのHPを確認しましたが声明は特になく、CNNの記事では詳細情報の正式な開示は無いということでした。識者によると治験が止まっていないことから、プラセボ群での死亡だと推定できるのでは無いかというコメントが出ています。詳細情報が表に出ていない中、ニュースタイトルの過激さが気になる記事でした。
https://www.cnn.com/2020/10/21/health/covid-19-vaccine-trial-brazil-astrazeneca-death-bn/index.html詳細を待ちましょう。
追記
どうも死んだ人はコントロールグループの人で、髄膜炎の予防接種を受けた人だったみたい。コロナワクチンじゃなくて。なので治験は続いている模様。
https://uk.reuters.com/article/uk-health-coronavirus-brazil-vaccine-idUKKBN2762OT