米大統領選の対話集会、視聴率はバイデン氏に軍配
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数字ではバイデン氏が上回っていますが、軍配が上がったと言えるほどではないかと思います。世論調査と比較してどう見るかですが、世論調査も全体の傾向よりも激戦州の動向が情勢判断ではより重要であること(州ごとに勝者総取りなので)、また世論調査の数字自体も、投票先を決めていない人がまだ1割程度いること、トランプ支持を明言したがらない「隠れ支持者」がいると思われることなどを考えると、数ポイント程度の差ではバイデン氏優位とは言いがたいように思います。
トランプ氏側の対話式集会のモデレーターを務めたNBC Todayのアンカー、サバンナ・ガスリー氏の仕切りを称賛する報道がありますね。放送前にはNBC側に、なぜトランプ氏の主張のためだけに放送枠を与えるのか、と批判する意見が寄せられていたとか。
当日の様子はニュースで僅かに見た印象ですが、繰り返し厳しく追及する姿勢に、普段は攻撃的なトランプ氏がやや防戦、受け身になっていたように思えます。
一方で、ガスリー氏の夫がクリントン政権時のホワイトハウススタッフで、夫妻は民主党に肩入れしているといったTwitterも拡散されているようです。トランプがわざわざ後出しじゃんけんでバイデンと同じ時間帯に集会をセットしたのも視聴者を奪うためだっただろうが、結局トランプは負け。死ぬほど視聴率を気にするトランプとしてはショックだろうな。どうせ「オンラインでは俺の方が多かった」というだろうけど。