PwC Japan、専門組織でサステナビリティ・トランスフォーメーション支援 非財務情報可視化ツールも開発 : SUSTAINABLE BRANDS JAPAN
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PwCグループは監査、コンサルティング、ディールアドバイザリー、税務、法務といった幅広いプロフェッショナルサービスを展開していますが、その総力を挙げて企業の「サステナビリティトランスフォーメーション」(サステナビリティ経営への変革)をサポートしていきます。
そのためにPwC Japanグループでは2020年7月、「サステナビリティ・センター・オブ・エクセレンス(CoE)」を発足しました。
また、先日サステナビリティの財務へのインパクトを数値化するツールを世界で初めて開発しました。
海外の先進企業は、サスティナビリティを意識した経営を行うことが、自分たちの将来の財務基盤にどう影響するのかを長期的な目線で特定した上で、投資をしています。一方で日本では、サステナビリティというと、「何となくやらなくてはいけないこと」「環境や社会にいいことだとは思っても、自分たちにとってどんなメリットがあるのか分からない」という段階かと思います。
今回開発した数値化ツールで、サスティナビリティの活動がどういう形で自社の財務数値に影響するのかをきちんと見える化することで、経営層の方々の腹落ち感を高めていければと思っています。
参考:
https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/column/sustainability/esg-information2009.htmlサステナビリティの取り組みが、自社にどのような影響をもたらすのかを分析する取り組みは他のコンサルティングファームでも行っていますが、財務へのインパクトを数値化している点はユニークだと思います。どういう取り組みがいつ、どのように影響を及ぼすのか…、社会や経済状況が変化することも加味して数値化されているのかなども興味があります。
総じて、日本企業はサステナビリティやSDGsの取り組みが「売り上げにどうつながるか」には関心がありますが「財務面で具体的にどう影響するか」を掘り下げた議論は少ないように思います。そこに切り込んだサービスですね。これは社内にSDGsやサステナビリティの理解を浸透されるにも良いツールになるのではないかと思います。先日、日経新聞の一面に掲載されて、たくさんお問い合わせをいただいている、非財務情報可視化ツールについても少し触れています。