中国、オーストラリア産石炭の輸入停止－緊張さらに激化の恐れ

コメント

注目のコメント

• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2020年10月13日

  石炭といっても、発電用（一般炭）と製鉄用（原料炭）の二種類があり、記事を読む限りは両方。
  原料炭は、高品位なものはグローバルでオーストラリアやブラジルなど偏在している。ただ、原料がなければ製造できないわけで、中国の高炉鉄鋼の生産も弱含む可能性もあるということ。
  中国の鉄鋼生産は、元々供給過剰でグローバルの需給を緩めていた。そのなかで足元コロナ後の財政出動期待含めて、過去最高の生産になっていたり（①）、日本からの電炉鋼の輸出も増えていた（②）。鉄鋼需給や船舶需給への影響も出てくる領域。
  ①https://newspicks.com/news/5176505
  ②https://newspicks.com/news/5163088