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中国、北朝鮮と関係深化の意向 習主席が金委員長にメッセージ

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    中国は、北朝鮮を意のままに動かす必要があるのです。その原因は、米国の圧力、特に南シナ海における米国の軍事的圧力だと考えられます。南シナ海における米国の軍事プレゼンスの高まりは、中国の危機感を高めています。太平洋から南シナ海への入り口であるバシー海峡の一端に位置する台湾周辺海空域は、台湾問題もからんで最も軍事衝突が起きる危険が高い地域と認識されています。中国『人民日報』系の『環球時報』は8月に、「台湾海峡は、1996年以来、最も軍事衝突の危険が高まっている」として、米国、台湾、中国それぞれが、最初に発砲しないよう呼び掛けています。
    南シナ海における軍事プレゼンス競争では、米空母機動部隊の活発な行動等により、中国が圧倒的不利であることを明らかにしてしまいました。南シナ海や台湾をめぐって米中が衝突すれば、米軍も多大の損害を被るでしょうが、結果的には中国が敗北するでしょう。
    中国は、南シナ海や台湾周辺海域で、自らが軍事的に優勢に立つために、日本の介入を阻止することも重要です。そのためには、北朝鮮による日本に対する軍事攻撃あるいは挑発行動が陽動作戦として効果的だと考えられます。日本は、北朝鮮対応で手一杯になる可能性が高くなります。また、米軍の一部も北朝鮮対応に向かわざるを得なくなる可能性があります。
    こうした状況を米国に想定させることによって、米国の中国に対する軍事力行使をためらわせる効果もあると考えられます。中国にとっては、Escalation for De-Escalation(エスカレートさせないためのエスカレーション)です。
    反対に、中国にとっては、南シナ海での米軍との戦闘に集中したい時に、日本が東シナ海で軍事行動を活発化させれば、二正面に対応しなければならなくなります。日本や米国にとってのEscalation for De-Escalationです。北朝鮮に、日本に対する軍事的挑発行動をとらせることは、中国の懸念を一つ排除することになります。
    東シナ海や北朝鮮問題は、他の地域における米中軍事的緊張とも複雑に絡み合っているのです。


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    拓殖大学大学院 客員教授

    新型コロナウイルス発生以降も中朝関係は深化してきた。コロナ対策、貿易、朝鮮人民軍の装備近代化など多くの分野で中国は北朝鮮への支援のレベルを上げている。米朝関係改善が進まないいま、中国は中朝関係を強化するチャンスと見ているのだろう。


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