JAL赤坂社長「うちのCAは優秀」客室乗務員1000人活用し地域事業本部新設 非航空系1000億円目指す
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言ってみれば飲食店などと同じ単なる接客業なのですが、日本では特別な位置づけにあるCAさん。そのことの是非は別として、マインドやホスピタリティでも高いレベルにある人が集まっているのは間違いなく、結婚して家庭に入ったあとも、家で積極的にお教室などをやっている率は高いのでは、と思います(単なる体感です)
一方でCAさんはCAになりたくてそこにいるわけで「活用」されたいかは全く別の話。コロナで仕事が無くなるとか、次のキャリアを考えたい、というタイミングでならあるかもですねが、、JALの赤坂社長会見を取材しました。その少し前に単独インタビューが取れたので、その記事とかぶる部分もありましたが、旅客便や貨物といった航空系事業偏重を是正したいというのは、赤坂さんがコロナ前から考えていた話です。
新出事項は非航空系の売上を貨物と同規模の1000億円規模を目指すことや、地域活性化は新型コロナ対策であると同時に恒久的な組織を立ち上げる、といったあたりでした。
インタビューでは「二刀流」と表現されていましたが、マルチタスクで働ける人を増やしていく一環が今回の取り組みです。特に客室乗務員だと結婚や出産などで退職される人もいますが、働き続けられる組織にしたいとのこと。「うちの客室乗務員は優秀」と私の質問に答えた際におっしゃっていたのですが、社員を誇らしく思う表情をされてました。
新しく立ち上げる地域事業本部は、接遇ノウハウの地方での展開や、山間部などで運航するドローンの安全運航ノウハウなど、知財ビジネス的な側面も感じられました。
単独インタビュー後編で人材の話を取り上げてます。
“二刀流社員”で反転攻勢
特集・赤坂社長に聞くJALと新型コロナ(後編)
https://www.aviationwire.jp/archives/211808