産業団体、反対が大勢 核ごみ応募で意見交換―北海道寿都町：時事ドットコム

コメント

注目のコメント

• 安藤 晴彦

  RIETI Consulting Fellow

  ・2020年10月05日

  片岡町長は、新エネに優しい大変立派な町長です。風況の良い、寿都で、世界中の風力発電機を冷静に比較して、雷にも台風にも強く、最もメンテをしっかりするメーカーを選びました。日本の風力自治体の手本です。
  今回、高レベル廃棄物に手を挙げるのは、臭いものに蓋をする社会風潮の中で、大変立派な勇断です。
  ただし、１０００年後をどう予測するかは難しいところです。
  深地層処分は、地下水の流れで放射性物質が超長期では地中拡散することを想定しています。北海道の首の部分の深地下水流はどうでしょうか。１００年は大丈夫でも、その先は、わかりません。深地層処分は、大陸内の元々鉱山のような安定した地層で地下水流の穏やかな地域で行うのが基本でしょう。
  日本のように、天然ガスさえも溜まらないスカスカの地層の中、かつ、プレートの潜り込みが錯そうする地点としては、どうでしょうか。むしろ、集中乾式貯蔵に活路があるのかもしれません。。。
  従来の常識にとらわれずに、科学的に冷静に判断することが、日本を愛する者にとっては大事なことではないでしょうか。