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近々、現場の方によるZoomでの報告会があるので参加予定にしています。
地形図をみれば分かりますが、多くのブラジルの水系が東から西に流れており(大西洋岸に山脈があるため)、その水が滞留する場所がパンタナール近辺となっています。よってここに世界最大級の大湿原が形作られています。
なお、現地テレビ局の解説では、通常であれば、大西洋からアマゾン川の上流(アンデス山脈方面)に向かって吹く風がアマゾンで水分を吸収。それがアンデスにぶつかって南下する時に湿った空気をパンタナルにもたらすようです。北風が雨をもたらすようですが、現地風向きが分かるサイトをみてみると、パンタナル付近では南部からの風が吹いており、6月以降の乾季と同じです。
マットグロッソ・ド・スル州の州政府のサイトをみると、同州は過去稀に見る暑さにも見舞われているようで44度を記録した地もあるようです。
同州は10月から雨季が始まります。天気予報によると10月11日以降に降雨が予想されており、それまでは火の勢いも収まらない感じです。
パンタナルがあるマットグロッソ・ド・スル州のヘイナウド州知事は、9月に緊急事態宣言を行い、消火活動に関するあらゆる策(必要機材の入札を省略したり、近隣住民の健康被害から守るための方策などなど多くの施策)を講じているようで、環境大臣とも昨日、本件協議したようです。パンタナールやアマゾン流域というような自然区域は、ブラジルの貴重な資産だと思うので、残していって欲しい。
昨年パンタナール行きましたが、ナイトサファリも可能なくらい自然と共存できる場所でとても良かったです。