学術会議、首相に要望書 6人任命と説明求める
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注目のコメント
2016年にも政権が認めなかったこと,2018年に解釈変更があったことが報じられている.
https://www.asahi.com/articles/ASNB36SBFNB3UTIL00Z.html
ここに至るまで,マスコミを含め,だれもが(私も)関心を払っていなかったことのつけが現れているといえる.4年前に声を上げるべきだったのだ.これまで既成事実を積み上げさせてしまったことが大きい.政府としては上の方針に則ったら,思いがけず大ニュースになってびっくり,というのが真相ではないか.さきにあった検事長の人事問題と根は同じだろう.
そもそも「日本学術会議」が何であって,その会員は何であるのかの分析もない.良い機会だから学ぶとしましょう.推薦した会員候補者が任命されない理由を求めるならば、学術会議側が彼らを推薦した理由も納得のいく説明が欲しいところ。
今回推薦が通らなかったのが初らしいが、今まで内輪で人選してきて膨れ上がってきた組織ならば思考の偏りも当然あるだろう。
国民からすれば、国費で賄われているにも関わらず実態の不明瞭な組織なので、いっそのことリセットして一から再構築した方が良いと思う。ことは「学術とは何か」を時の政権が制限をかける、いわば学問の自由に対する介入は許されるべきか、という側面を持つ。
一部コメントにあるように「何故推薦したのか」等の話は、作ろうと思えば作れるだろうし探せばあるだろうし、残しておくべきだろうが、大事なのはあくまで「何故任命しない判断をしたのか」その点である。
学問の質ではなく思想的なあり方で選ぶのはやはり違う。