世界で銀行の人員削減が再開、ゴールドマンも-年初来では7万人弱
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ゴールドマンをはじめ投資銀行ではこの時期から年明け2月くらいが人員カットの季節。収益部門では、例年下位5%程度の解雇は通例ですから、全体で1%という数字はむしろ低いくらい。まだ序章かもしれません。
ただ、解雇には特に振るわなかったことを示す必要がありますが、この特殊な事業環境でそれができるのか… 転職先も見つけにくいこともあり、解雇者からの訴訟が激増しそうな気がします。日本だけでも各行が数千人規模でのリストラを計画しているので世界的に今後も増えると思います。
RPAなどによるバックオフィスのコスト削減は利益を捻出する為に各行がコロナ前から取り組んでいる課題です。コロナによりコストのかかる投資銀行部門のフロントも対象となっています。
人員削減がボトムラインの利益確保に直結する一方で、同時に行員の方のモチベーションを維持するのかが重要だと思います。そろそろボーナス予算策定時期なので、(記事にあるような「方針」とは別として)具体的なリストラが年末にかけて始まりやすい季節。
なお、7万人の内訳の太宗は欧州。まさに「失われた10年」が「20年」へと進むかどうかの分水嶺。