【山崎元】初心者と語る「とても大事な投資の話」
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注目のコメント
一週間の特集を通して、投機と投資の違いや資産運用の大枠がつかめるようになってきました。
資産運用に興味があると言うと、様々な立場の方が様々なアドバイスをくださいます。それ自体はとてもありがたいことなのですが、その方の所属によるバイアスがかかっていることが多く、初心者としては何を信じていいかわからず一歩踏み出せない状態でした。
個人的には、デイトレードで成功した方のエピソードも、堅実な運用成果のお話も、一旦フラットに伺ってから、では自分はどうする?と考えていくステップが肌に合っていると感じていたので、山崎さんのおっしゃる「ファイナンシャル・ディスタンス」という言葉には膝を打ちました。
大人の教養のひとつとして、実際に挑戦しながら勉強していきたいと思います。山崎元さんは「人はポジショントークをするものだから、簡単に信じてはいけない。特に金融ではそう。」という立場をずっと取られています。どこかで「そういう意味では私のことも(妄信的に)信じたら駄目」とおっしゃっていたのが印象的です。
税金や投資を含めて、金融リテラシーは家庭科などの授業で教えたらいいのに、とずっと思っています。そして、「税金ってわからないうちに勝手に取られているもの」から「これだけ確実に取られている」となったら、今度は「それって誰がどういうふうに使っているの?」と政治や経済や地方自治にも目が行くようになると思うのです。
ちなみに山崎元さんがこのつぶやきを読まれているとは思えませんが、山崎元さんが昔「あってみたい」と発言されてた人たち、私の直接の知り合いなんですよねぇ。。。
(追記)
うおっ。憧れの山崎元さんにお返事をいただけてしまった。機会がありましたら、ぜひ!この種の初心者向けの投資の話は、「ヤマザキはまた同じ話をしているか!」と言われることを覚悟の上で、何度も話したり、書いたりすることにしています。簡単な話なのですが、なかなか効果的に広まらない。もう100倍くらい本を売らないと多分ダメなのでしょう。
金融リテラシーは中学、高校の数学と社会の授業で取り上げるといいと思っています。手数料の影響や、割引現在価値の計算、毎月分配のムダなどは、計算問題を何回かやってみると一生忘れないはずです。「情報」とか「インセンティブ」とか「他人を信用してはいけないこと」とかは、当然社会科で教えられるべきでしょう。いずれも難しい話ではありません。
一方、投資は「必ず儲かる」と言えるものではないので、理屈の分からない人にやみくもに勧められるものではない。私見では、割引現在価値の仕組みが分からない人に「長期投資なら大丈夫」などと言って株式投資を勧めるのは罪だと思っています。某大手証券の子供向け投資教育のテキストに、株式の資金循環の仕組みを説明した後にいきなり「さあ、あなたが応援したいと思う会社の株を買ってみよう」と書いてあって、驚いたことがあります。金融機関の投資教育はしばしば「カモの養殖」です。
>山崎俊彦さん
コメント拝読しました。「あってみたい」人たちに会えるいい話があるのですか! まずは、山崎さんに会ってみたいなあ。