台風12号 24日~25日に東日本・北日本に接近のおそれ
NHKニュース
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日本海にある上空の低気圧との相互作用が微妙でしたが、結局は沿岸部を舐めるように北上することになりそうです。上陸の心配はほぼなくなりましたが、関東の沿岸を舐めるように北上した台風では、先日から申し上げている通り2013年の台風26号で伊豆大島で大雨、土石流となった事例があるほか、たとえば1947年のカスリーン台風も上陸こそしないものの関東山地周辺に1日で300〜500mmの大雨をもたらし、荒川や利根川の堤防が決壊して治水史上に残る災害をもたらしています。関東の場合には上陸しなくても大雨による被害が出ることがあり、油断は禁物です。
今回の台風では特に関東の東海上にある前線に沿って特に雨量が多いと見込まれており、千葉県の房総半島や、伊豆諸島では大雨による土砂災害に特に警戒が必要です。ハザードマップを確認し、土砂災害に対して脆弱な地域である場合には天候が悪化する前に避難を終えるように心がけてください。小池知事の相変わらずの横文字には閉口しますが、内容そのものは良いことを言っています。今回の台風はそれたから、と油断せず、ぜひ確認の機会としていただければと思います。やはり風より雨に注意すべき台風のようですね。中心は日本列島から外れる予報になりつつありますが、台風の風や雨は中心から外れた場所でも注意が必要です。引き続き台風情報を気にかけながらお過ごしください。
偏西風の影響でどんどん東へそれて上陸の可能性は低くなりましたが、動きが遅いですね。電動自転車くらいという表現の予報士さんもいます。今回は「雨」台風。動きが遅い分、雨が長くなります。台風通過後の増水なども注意です。関東は、今夜遅くから朝にかけて、寝ている時間帯の雨量に警戒です。