在宅テレワークの長期化でフリーアドレスの抵抗感に変化--職場の固定席が無くなった話
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自分のキャリア的に、21-2歳から働き始めて、20年近く一度も固定席で仕事をしたことがない私には、「フリーデスクの抵抗感」が何故発生するのかよく分かっていない。多分、今後の就職世代は皆私のようになるだろう。
そして、この20年と言うもの固定席族に効率性や仕事のこなせるボリュームで負けたこともない。なので「固定だと生産性が上がる」というのも全く実証出来ない。
ただ、この8年と言うものコワーキングスペースやイノベーション拠点を複数運営し、そのレイアウトや設計をやり続けている人間として、オフィスのレイアウトには一過言あり、すべての職種に対して、同一の働き方を強要してはいけない、と言うことだけ、明確である。
紙資料がやはり消えにくいバックオフィス業務や座って集中したエクセル業務を何週間も抱えるような業種は、決して向いてない。むしろフリーアドレスがストレスである。また、エンジニア、プログラマーも、同じ空間で同じ作業をし続けることで効率が良くなるため、環境を変えることのデメリットがある。
日本はまだまだオフィス空間や働き方の科学で遅れている。全員一斉リモートとか離島へとかは失敗の元。多様な働き方を制度として迎え入れ、空間設計としても可能にしなければ意味がない。まだこの分野は発展途上であることを痛感する。未だに固定席以外の選択肢が考えられない会社もありますね。
そういう企業って、どんなことでも変化させた後の、起こってもいないリスクを語らって、やらない理由を探し続けている気がします。変化を嫌う文化から脱することが最優先ですね。固定席でないと仕事が回らないなら、何か仕事のプロセスやツールが古くて現代の仕事の仕方に問題がないか疑ったほうがいい。
自分の経験では固定席でありがたいと感じているのは、実態としては荷物置き場ぐらいじゃないかな。大きなロッカーにすれば大体要件は満たせるよ。