仕事の生産性を劇的に高める「To Stopリスト」の作り方とは - 毎週の定例会議、本当に必要?
コメント
注目のコメント
>⑤事故の再発防止策を重ねた結果、慎重になりすぎている仕事
>事故が何度か続くと、「原因究明のうえで再発防止策を講じるべし」となり、慎重に慎重を重ねて過剰なまでにチェックを行うルールになりがちだ。もちろん事故は防ぐべきだが、こうした種類のルールも見直しの対象になる。
内部統制評価を生業にしている私が言うのはなんですが、事故が起きたからと言って是正(=業務内に統制行為を新たに追加する)が必須とは限りませんよ。
リスクマネジメントは、まずはコストベネフィットのバランスです。これは内部統制実施基準にも書いてある基本中の基本です。
事故が起きました。しかしその影響額が100万円で、是正及び是正で構築した統制行為の運用のランニングコストの合計が100万円を超えてしまうなら、何もしない方が良い、というのは誰でも辿り着く答えですよね。
でも、この答えを許さない雰囲気があるのが凄くよくない。
リスクは、許容できる範囲であれば統制構築せずにそのまま許容・受容すれば良いんです。
その代わり、許容・受容できないリスクについては適切に統制構築して運用すべき。
そういうバランスが必要。