UBS会長が大型合併計画を再始動、相手候補をリストアップ-関係者
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注目のコメント
先日Credit Suisseとの合併模索という報道があった(①)が、経営会議の正式議題ではないという報道も(②)。
Credit Suisse以外にDeutscheやBNPなども本記事では出ている。ちなみに①でコメントしたがアクセル・ウェーバー取締役会長は元々はドイツの連銀総裁で、一時はECBトップにトリシェ氏の後任になることも噂された(が、欧州内のドイツの緊縮政策などへの反発もあったと記憶)。
UBSとDeutscheの統合は、2019年にも出た話(③、④)。また、その前にはアセマネ部門の統合の噂もあった(⑤)。
浮かんでは消える話だが、今回はどうなるか。ただ金融危機以降はコア業務はプライベートバンク、それ以外は競争力があるかの是々非々で縮小してきた。そのなかで大型銀行をこの時代に買収・統合すれば、戦略転換だし世の中的には逆張り。伝統的金融機関はバリュエーションは安くなっているが、一方で資本規制は昔よりはるかに厳しく資本収益率は昔のようには上がらないわけで。
①https://newspicks.com/news/5226243
②https://newspicks.com/news/5233984
③https://newspicks.com/news/3940688
④https://newspicks.com/news/4168707
⑤https://newspicks.com/news/3846755ドイツ銀行とはよく話が上がってますね。
頻度高くニュースになっているので、本当に何かあるのでしょうか?
UBSはここ5年ほどかけてビジネスラインをスリム化してきただけに、収益力のまったくないドイツ銀行との統合がいいとは思えないのですが、、、
しかし、こんなに銀行いらないでしょうしねぇ。
金融システムが人が1人で理解するには複雑に入り組んでますし、全部統合していくつかのリスクマネージのシステムになっちゃえばいいのにと思うものの、金額の桁が大き過ぎてそういうことにもならない。
さて、、、どこへいくのか楽しみです。