2020/9/17

【超解説】アメリカ大統領は「宗教」が決める

ジャパン・ソサエティー(米国・NY) 理事長
日本からは見えない、アメリカの深層。その一つが「宗教」だろう。
約1カ月半後に迫り、熱を帯びてきたアメリカの大統領選でも、コロナ対策や経済、対中外交、人種差別問題と争点が出ているが、そのさらに根源にあるのが「宗教」をめぐる問題だ。
アメリカでは、宗教が大統領選出に大きく影響する。何しろ、アメリカの歴代大統領は全員がなんらかの形でキリスト教をバックグラウンドに持っていた。
ここは、日本から眺めていても、なかなか見えてこない点だ。
そこで、米国政治の気鋭の論客、ジョシュア・W・ウォーカー氏(ジャパン・ソサエティ(NY)理事長)による大統領選連載の第3回では、「宗教」をテーマに取り上げる。
両親が宣教師であるウォーカー氏ならではの、ディープでわかりやすい解説をお届けしよう。

「宗教大国」アメリカ