【図解】なぜイケアはオシャレなのに「安い」のか?
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今日から3日間、イケアについて特集します。日本でもおなじみ、非上場ながら世界一の売り上げを誇る北欧の家具メーカーです。第1回はビジネスモデルから日本事業の現状までをスライドでわかりやすく解説しています。
「イケアに行くとめっちゃ楽しい」「でも、そういえば3,4年行ってないかも」みたいな人、多いのではないでしょうか。そこまでしょっちゅう家具を買うことが無い。そもそも場所が遠い。そして、気づいたら自宅や職場の近くに「ニトリ」ができていて、そちらで事足りるようになった。で、このニトリが痒いところに手が届くんですよね。
そんなこんなで実は日本で苦戦中のイケアが6月、原宿に初めて都心型の小さな店舗をオープンしました。郊外で1日中お店にいてもらうスタイルから、今後はいつでもふらっと立ち寄ってもらう店舗づくりをしなければなりません。
ビジネスモデルの転換は成功するのか。明日はその原宿店に実際に行ってみたレポートをお届けします。確かに私自身も、最近は横浜のイケアまで車で行くより、渋谷のニトリですませているなと感じます。
イケアは行けば楽しいし、家具を一点買うだけのつもりが、店内を回遊するうちに食器や生活雑貨、食品などにもついつい目が行ってしまい、冬場は生木のクリスマスツリーまで買ってしまったりして、半日くらいいることも少なくありませんでした。子どもが遊べるスペースもあって、軽食が安いのも家族連れには魅力ですね。
都心への出店戦略はかなり期待できるのではないかと思います。IKEAが提供する価値を生み出す、商品開発のステップに学ぶことは多い。
1 価格を決定
2 価格を実現するデザイン
3 提携工場で大量生産
一方で、IKEAは大量購入前提の体験設定であり、買い物に時間がかかるのは、本当にそのとおりでした。
基本的に一日がかり。
レジャーとして楽しめればいいけれど、それも数回で飽きてしまう人も多いでしょう。
強みが弱みに転じている感のある中で、どう巻き返すのか。
さて。