ペロトン4-6月の売上高172%増、コロナで巣ごもり需要-株価急伸
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フィットネス界のNetflixとも称されますが、いわゆる「SaaS + a Box」ビジネスモデルのお手本ですね。
ブランド体験のためにハードだけでなく配送(オリジナルデザインのバンがある)やセットアップも自前で行うのはなかなか壮大ですが、コロナ禍でもトレーナーは自宅から配信できるので供給側で見てもそこまで影響がない(ハード製造のサプライチェーンは影響を受けたかもしれません。あとは自宅からの配信なので人気トレーナーがカップルだったことが明らかになってショックを受けた利用者もいたようですが…)
RIZAPに限らずフィットネスではトレーナーのメディア化⇒独立という流れが一定程度ありますが、ペロトンでは売れっ子トレーナーをどうメンテナンスしているのかが気になりますねペロトンのビジネスモデルについてこちらで分かりやすく解説されています。
・ハードウェア、コンテンツに限らず関連商品の垂直統合型モデルを徹底していること
・直営店を通じて消費者とのダイアローグを重視するなど高いNPSを獲得していること
・”SaaS + a Box”モデルで高い収益性を確保していること
などリテールにおける成功の要因は勉強になります。
https://medium.com/projectarch/apple%E3%82%92%E8%B6%85%E3%81%88%E3%82%8B%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89-peloton-%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E3%81%AE%E8%81%96%E8%81%B7%E8%80%85%E3%81%AF%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%82%8B-85738cf8f11昨夜のニューヨーク証券取引所が始まる前の時間外取引で、ペロトン株は10%ほど高騰しており、決算発表がダイレクトに株式市場に好感が持たれていました。
ペロトンは、デザインを重視したマシンやUIを基調とした自宅内ジムを展開するアメリカの上場企業です。
最近、下記の動画で解説していますが、SaaS + a Boxというマシン購入と月額の会員費を組み合わせたビジネスモデルが秀逸で、株価がうなぎ登りになっています。
【Peloton】アメリカで超人気の”ジムを超えたジム”と、そのデータ活用術
https://youtu.be/8L2uM_AY9Ho
このペロトンが、新型のバイクマシンを発売し、スピーカーの質と個数を増やしたり、画面を横に動かせるようにしたことで、バイクとランニングに加え、ヨガやピラティス、筋トレと言ったその他のトレーニングメニューも受けられるようになりました。
更にAppleのGym KitというAPIにも対応し、Apple Watchとマシンの連携で超精密に運動量の計測と記録ができるとのこと。
上記の動画でも説明していますが、データ活用がうまいのもペロトンの特徴で、たくさんの人に受講してもらうほど、神回のコンテンツストックが増えたり、カリスマトレーナーの出現率が増えたりして、どんどんブランドとしての価値が上がっています。
今後、販売国を増やして利益が更に伸びていくことが予想されます。
早く日本でも発売されないかな..笑