Netflix最高執行責任者 単独インタビュー。コロナ禍でのビジネスと日本戦略とは
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Netflixが目指す未来は、ただただ小さな改善を続けていくだけのようです。目の前にある小さな問題を改善していくと、それが自ずと結果としてついて来るようです。日本の実写作品が増えてグローバルに発信されるということなので、どんな作品が出て来るのか楽しみにしています。
ちなみに、Netflixには韓国在住時に加入したため、未だに韓国ユーザ(しかし、支払いはau)となっています。日本ユーザにするためには一度解約して日本で加入し直さなければならないので、ユーザ情報が引き継げなくなることを避けるためねじれたままにしています。1年間で1.7倍に会員数が増えたんだな。コロナの巣ごもりも影響したのだろうけど、これでAmazonプライムに迫ったんじゃないか。
5年前の日本進出時と基本姿勢は変わってないが、その間に、日本の大人アニメの潜在力に気づき、積極的に打って出た結果、アニメ市場も制作現場も大きな影響を受けた。プラスもマイナスもあるだろうが、長い目で見たら圧倒的にプラスの方が大きいだろう。
日本のテレビ局がチンタラやっている間に、Netflix、Amazonプライム、ディズニーが着実にユーザーの可処分時間を奪っていく。しかしそれは劇的な速さではないから、日本のテレビ局は、気付いたら死んでいた状態になりつつあるのに、気付かない。”実際には、なにか1つや2つのきっかけではなく、文字通り何百ものことをした結果、成長してきたと思っています。”
我々はサービス成長の主な要因を探してしまいがちですが、これがサービス成長の真の部分だと思いました。
進化の過程と同じだと思いますが、いくつもの変異を生成して、良いものを残していくことで、環境にあったサービスに進化させられるのではないでしょうか。
そして、この検証サイクルを筋良く、スピーディに回せる仕組みや文化が必要なのかと。