【開始目前】デジタル人民元について知るべき4つのポイント
NewsPicks編集部
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中国が試験運用中のデジタル人民元。
国民監視の手段、米ドルへの挑戦の一環との見方もあります実際はどうなのでしょうか。
日本でもこの数ヶ月で中銀デジタル通貨の導入に向けた動きが活発になっており、中国の動向は注目です。
デジタル通貨の専門家への取材を元に、押さえておくべき4つのポイントを解説します。中国では現金を最近使ったことがないという人が増えている。現金は偽札が多いこと、そしてウィルスの感染媒体になる恐れがあること。よって物理的な通貨を製造するよりもデジタル通貨にした方がいいという結論に達したのでしょう。
デジタル元を先兵に一帯一路政策を推進し、中国経済圏を拡大するという予想もあります。
中国中央銀行はデジタル通貨をDCEPと呼んでいる。デジタル通貨であるとともに、電子決済でもあるというコンセプトです。決済インフラは、当面AlipayやWeChat Payということになるでしょう。
侮れない存在になってきました。8月末、4大国有商業銀行の一つである中国建設銀行が、「デジタル人民元ウォレット」を公開した直後にクローズするというニュースがありました。
この間に実際に入金したユーザーもいたらしく、全額元の口座に返金されたそうです。各銀行でそれぞれ開発が進んでいるのでしょうね。
国民目線で見ると、スマホが普及しモバイル決済が当たり前のように使われている社会なので、デジタル人民元もすんなりと浸透していきそうです。
どのような形で運用が始まるのかはわかりませんが、あとは時間の問題といった感じだと思われます。