【ラクスル CMO】丸井で不遇な新人時代、ゴスロリ館でPDCAを回す
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田部さんに初めてお会いしてから6年程たちますが、丸井時代の話は存じあげませんでした。希望が叶わなかった経験から、好き嫌いを一切言わず、どんな仕事でも楽しめる人間になったとのこと。このマインドは、規模の大小に限らずどの組織においても必要ですが、ヒト、モノ、カネが一層限られているベンチャーにおいては必須。
私も前職の証券会社の新人時代、任される案件や内容に納得できなかった経験から、自ら社内外に提案して獲得するというスタイルになりました。IPOは数年にわたる長期プロジェクトですが、自ら判断してディールを獲得し、執行した経験は、今の仕事にも活きています。
明日の連載も楽しみです。第二話は丸井時代。
自分の志向性とは180度異なり、当時は不遇だと思っていたゴスロリ担当を顧客の気持ちを理解することで成果を出し乗り越えた経験から得たことは
・どんな仕事も顧客に向き合えば解は出る
・仕事は向き不向きより前向きに
これは今ノバセルで様々な会社のマーケティングに携わる中で非常に役立っています。どんな経験からでも、今に繋がる成功体験概念の紐付けが重要なのだと思います。
なお、ゴスロリの館から異動するときには楽しくなりすぎて、また店舗の皆さんにも盛大に送別していただくほどのめり込んでいました。ラクスルのCMO(最高マーケティング責任者)・田部正樹氏の連載第2回です。
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新卒で丸井グループに入社し、テイクアンドギヴ・ニーズで事業戦略とマーケティングの責任者を務めて成果を上げた実績から、2014年にネット印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」を手掛けるラクスルに入社。
CMOの田部正樹氏は、約50億円のマーケティング費用を投資し、5年で売上高を約25倍に伸ばした。「マーケターではなく、マーケティングが得意な経営者に近い」と自称する田部氏は何者なのか。
大学時代は渋谷のバーの雇われ店長をしていた。「顔が怖い、ただのチャラチャラした人間だった」と語る田部氏の仕事ヒストリーを追いながら、事業を伸ばす独自の哲学を紹介する。(全7回)
■第1回 5年で売上高25倍に伸ばしたマーケティング
■第2回 丸井で不遇な新人時代、ゴスロリ館でPDCAを回す
■第3回 テイクアンドギヴ・ニーズに転職後、業績急降下
■第4回 ただのマーケターから卒業、経営者の自覚を持つ
■第5回 成功しても失敗しても、その理由を説明できるか
■第6回 自分の感性をあまり大事にしないほうがいい
■第7回 トレードオフを意識。何かをやれば、何かを失う