2020/9/13

【日曜に考える】「経験豊かな大人」が大学院で学び直す意味

DMM.com 取り仕切り役 会長
「亀っちの部屋」Season2。DMM.com会長の亀山敬司氏がゲストを迎えて脱力系ながらビジネスの本質をつく対談企画だ。
今回のゲストは、「学びデザイン」代表の荒木博行氏。
ビジネススクールのグロービスで長年教員を務めるかたわら、音声プラットフォームVoicyで「荒木博行のbook cafe」を配信。ビジネス書を中心に、詩や哲学書まであらゆる本を解説するスタイルが人気を呼んでいる。
本対談では、今年3月までグロービスに受講生として通っていた亀山氏と「大人の学び直し」を議論。MBA(経営学修士)取得をはじめ、社会人が仕事以外の場で学ぶ効用について語る。
*音声はこちらからお聞きください

なぜ大学院に行ったのか?

──今日のテーマは「大人の学び直し」です。以前の「亀っちの部屋」でも言及されていましたが、亀山さんは少し前まで、グロービス経営大学院に単科生として通っていたそうですね。
亀山 久しぶりに学生に戻って、楽しかったよ。途中でコロナ禍になっちゃったけどね……。
荒木 どうして学ぼうと思ったんですか。
亀山 DMMの従業員は、昔はヤンキーばかりだったけど、最近はかしこい社員が増えて、彼らの使う言葉に俺がついていけないことが増えてね。だからちょっと、勉強しようと思ったのよ。
荒木 そうでしたか。最近は元Jリーガーや現役のプロバスケットボール選手など、本当にいろんな方がビジネススクールに通うようになりましたが、やはりクラスに経営者がいると、他の受講生にもいい刺激になります。