東地中海ガス田で緊張高まる トルコやギリシャなど(写真=AP)
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注目のコメント
日本では呑気に?イスラエルとUAEの国交回復良かったねみたいに話されているが、その背景には東地中海のガス開発を巡る争いがある。
まだはっきりした事は言えないが、トルコ対イスラエル・ギリシャ・フランス・UAEなどアラブ諸国といった構図になりつつあり、リビア内戦での対立にも繋がっている。
イスラエルとUAEなどアラブとの関係改善の背景と影響
・イスラエルは地中海でガス開発があり、地域のエネルギー供給のゲームチェンジャーになりうる
・敵対していた米国の強力なロビー団体が接近した
・両者はリビア紛争でトルコが支援する国民合意政府(GNA)に反対する勢力
https://twitter.com/nuribaon/status/1295493042355355648?s=21東地中海の海底資源をめぐり、反トルコの力学で結束を強める中東諸国。イスラエルとアラブ諸国の接近にも、反イランに加えてこの文脈でとらえるとわかりやすいと思います。以下、JICAトルコ事務所近内みゆきさんの解説です。
東地中海で今、何が起きているのか 天然ガスがもたらすせめぎ合いを読み解く
https://globe.asahi.com/article/13002790記事より、大場さんのコメントを読んで、トルコとギリシャの歴史的対立を思い出し、そして、やはりトルコという国は意志が強いなと改めて感じ入りました。
中東問題は、中東だけの問題と、東地中海地域が加わった場合で、対立関係の構図が数段複雑になります。
→今は旧ユーゴスラビア諸国が加わっていないだけ、まだ理解し易いかもしれません
この辺り、日本人が疎い地域なので、アメリカのプロパガンダに乗せられてはいけないですね。