[ワシントン 18日 ロイター] - 米民主党のペロシ下院議長は18日、追加の新型コロナウイルス経済対策法案で合意をまとめるため、議会民主党は規模を半減させる用意があると述べた。

ペロシ議長はポリティコのインタビューに対し「合意を目指して取り組む必要がある」とし、「現在の必要性に対応するために、民主党には対策の規模を半減させる用意がある。来年1月に再協議するが、差し当たりは半減が可能だ」と述べた。

下院民主党の議員補佐官は、ペロシ氏は、追加経済対策でトランプ政権と共和党に歩み寄りを求める民主党のこれまでの立場を改めて示しただけだと述べた。

ペロシ氏はまた、9月終盤になれば、政府機関の閉鎖を回避するため、10月1日に始まる次期会計年度に向けた予算措置で合意をまとめる必要があるため、追加経済対策の協議をそこまで先延ばししたくないと語った。

民主党が多数を占める下院は5月、3兆ドルを超える新型ウイルス対策を承認。民主党は今月に入り、規模の1兆ドル縮小を提案したが、ホワイトハウスはこれを拒否した。

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