ニチイ学館、ファンドのTOB価格上乗せ提案報道「通知・提案なし」

コメント

注目のコメント

• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2020年08月17日

  重要なのは、プロセスがちゃんと適切に進められたか、利益相反になっていないか。
  
  ①がベアリング（BPEA）の報道を受けてのリリースで、注目は創業家の一部の方へ複数回書簡を送付したという点。創業家の誰なのかは分からない。
  ②はニチイ学館のリリース。会社としては通知・提案は一切受けていないということ。
  リリースは、受けている事実があればそう開示しないといけないので、いったん受けていないと仮定する（そうでなけれが虚偽開示となる）。そのうえで、提案した創業家が代表取締役の寺田剛氏であれば、取締役の責任としてそれを取締役会で議論する責任が発生するように思う。
  ただ、ニチイ学館の筆頭株主は22.3％保有の明和という資産保有会社で、大量保有みると責任者は寺田啓介氏となっている。ほかに創業家とみられる保有者は寺田大輔氏（③によると長男、退任予定、去年度まで代表取締役副社長）6.44％、寺田剛氏（次男、今年度から代表取締役副社長）4.90％、寺田啓介氏3.75％。
  
  ①https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000063736.html
  ②https://bit.ly/2E7mr43
  ③https://newspicks.com/news/5004678