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インド・モディ首相、中国けん制 独立記念日の演説で

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    中国は米国をライバル視していますが、インドを敵に回すことが、国際社会において支配的な地位を占めるという中国の目的の達成を阻害する大きな障害になるでしょう。インドがTikTok等の中国製アプリの使用を禁止したことにより、世界の人口約78億人のうち約13億5千万人が中国製アプリを使用しないことになりました。それだけ、国際社会の中国依存度が下がり、中国の影響力が下がるということです。
    中国に対する警戒心を強めるインドは米国に近寄っています。これまで、あまり仲の良くなかったオーストラリアとの協力姿勢を示すようにもなっています。一方のオーストラリアも同様にインドとの協力を模索しています。インドが部分的にではあっても米国陣営に入れば、中国の目的達成は難しくなります。
    中国指導部も、そのことは十分理解しているでしょう。それでも人民解放軍が中印国境において中国がインドと衝突してしまうのは、カシミール地方も「領土の統一」の問題だからです。その意味では、香港や台湾の問題と同じ文脈で語られます。
    中国では、領土の統一は、中華民族の偉大な復興のための必須と考えらています。習近平指導部が、香港問題や台湾問題を優先したいと考え、一方でカシミール問題を強調したくないとしても、これまでの習近平主席自身の講話の中で、「領土の統一は中華民族の偉大な復興の必然的な要求である」と述べられれば、インドとの国境に展開している人民解放軍の部隊は「自分たちも」と考えるでしょう。習近平主席が言う「領土の統一」が香港や台湾を指しているとしてもです。
    そして、カシミール地方でインドと衝突するのが習近平指導部の本意ではないとしても、習近平指導部がそれを咎めることはできません。習近平主席は、権力を一手に握っていますが、個々の問題にそれぞれの指示を出すことはできません。一人の人間では、どうしても、全ての問題に対しておおまなか方針を示す程度のことしかできないでしょう。


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