売上高かさ上げ、全国で 社内評価狙い、上司指示も ローソン
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「そんなことする担当者は、けしからん」と言う単純な構図ではありません。
新規出店する際にコンビニ本部は様々な調査を行って売り上げ予測を出します。
担当者は、FCオーナーに対してこの予測を提示して開店に漕ぎつけることができます。
コンビニ本部としては、この精度を高めさせようとしてインセンティブを支払います。
此処に悪意は存在しないのですが、予測精度向上よりもインセンティブ取得が自己目的化して今回のようなことが
生まれます。担当者が買った収入印紙はチケット販売店に転売したのでしょう。
そして予想売上額が外れて泣くのはFCオーナーです。
根本的にはコンビニ間の出店競争、売上至上主義に原因があると考えます。
これはコンビニの食品廃棄にも関係しています。
廃棄率が低いと「売り損じ」のご指導がコンビニ本部から入ります。
コンビニ各社が売上至上主義から、本当の意味でのオーナーファーストに転換して行くことが
求められています。コンプラ管理甘いですね。仕組みで防止するかカルチャーで防止するかの2択と思いますが、両方大事ですね。
仕組みの方はdailyの売上をトレンドで見て変なところがないかチェックするとかですかね。後者のカルチャーは、透明性の高い正々堂々とした企業文化を作ることでしょうか。自分が販売する営業職ではないので、7&iのように売上至上主義のインセンティブからもう少しFCサポート等の定性的なものにする方が良いかもしれませんね。もう少し具体的な数字を知りたいと思ったので少し調べたけど、これはあくまで「2018年」の話なんですね。
100万以上の取引は43件で、30万以上は108件。そして社員の収入印紙購入禁止したら2019年は100万円の購入はゼロになったとのこと。
その辺の詳細はこちらでまとめてくれている。
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASN8G65T7N8FULFA00V.html
上記記事には、店舗日販の売り上げ予測の80%以上で賞与アップ、65%以下で賞与ダウンという具体的な数値説明グラフも載ってて分かりやすかった。
うーむ。これはたしかにダウンもあるとなると相当にシビアに感じてしまうのかと。
また、たぶん出店は会社全体的な方針の年でもあったのかもしれない。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.businessinsider.jp/amp/post-189157
この記事を見ると、ローソンが2018年の出店は1000店舗強だと書いている。
30万円以上の収入印紙での売り上げかさましを基準とすると、実に「出店の10%程度の100店舗分」にて、収入印紙購入がおこなわれていたってことなのかな?
※以下上記記事より引用。ローソンはかなり出店してる。
・セブンイレブン 2万876店舗(出店1389/閉店773)
・ファミリーマート 1万5513店舗(出店130/閉店1000)
・ローソン 1万4659店舗(出店1067/閉店400)
※
ローソン経営部のコンビニ商戦での戦略ミスだったのかもしれない。
ただ、自浄作用が働いて2019年からは辞めたと記事に書いており、そこはポジティブ。
コンビニフランチャイズの難しさを感じる数字だった。