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民主党副大統領候補にハリス氏 黒人女性、バイデン氏発表

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    カマラ・ハリス議員は、米国の人種カテゴリーだと「黒人」に分類されます。ただし、父親はジャマイカから、母親はインドからの移民です。米国への移住後、父親はスタンフォード大学経済学部教授、母親は医学博士として国立衛生研究所(NIH)の研究者になっています。典型的な、成功した移民です。
     カマラ氏自身は、カリフォルニア出身で、カリフォルニア大学で博士号取得後、カリフォルニアで検察官としてのキャリアを積みました。その後、カリフォルニア州選出の上院議員に選ばれました。
     東海岸のデラウェア州選出で東部が地盤であるバイデン氏にとっては、西部を地盤とするカマラ・ハリス議員は、地盤の面で補完を期待できます。もう一人の黒人女性として副大統領候補として有力といわれたスーザン・ライス元大統領補佐官は、外交官のキャリア中心です。選挙を考えれば、カマラ・ハリス議員の方が頼もしいでしょう。
     カマラ・ハリス議員は典型的なリベラルで、中絶容認、銃規制派、環境保護政策に熱心で温暖化対策に大規模な支出を主張しています。移民、難民の権利擁護にも非常に積極的です。黒人であり、アジア人(特にインド系)からの支持も期待できます。
     ただし、カリフォルニア州は、民主党が元々勝って当然の州です。バイデン候補の選択からは、南部の諸州や中西部の諸州など、前回の大統領選挙でヒラリー・クリントン候補が落とした州を積極的に取り返しに行く姿勢が見られません。
     トランプ大統領に勝つためには、南部や中西部の、特に白人低所得層からの支持を回復するような経済政策がカギになるはずですが、バイデン‐ハリス組には、それが見られません。


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    MPower Partners General Partner

    女性で黒人であるだけでなく、若さも必須条件.高齢のバイデン氏に2期目の可能性は低いだけでなく、今でさえ不明瞭な発言が多く、老化による認知症でないかという見方も。当選すれば、米国史上初の黒人女性大統領誕生のシナリオが見えてきます。黒人と言えば、大統領に独立立候補したカーニー・ウエスト氏が勝戦する可能性はゼロに等しいですが、黒人票が多少なくもバイデン氏からウエスト氏に流れる可能性は大。これは共和党が望むところですが。


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    上智大学 総合グローバル学部教授(現代アメリカ政治外交)

    無難な決定。あげられた候補の中では全米的な知名度を持っているのは上院議員のハリスだけ(安全保障担当補佐官だったライスは日本などの外国での知名度は高いですが、アメリカ国内では今一つ)。当初最有力だったクロブシャー撤退の時の「マイノリティを選んでほしい」という言葉が大きかったかとも思います。前のめりすぎる人だと「高齢の候補の影にいる実際の候補」というイメージが出てしまうため、バイデンを食ってしまうのですが、ハリスはそうではないのでバイデンにとってもやりやすいのでは。絶対勝つはずのカリフォルニア州選出なので、地盤的に票集めにいいかどうかは何とも言えませんが、それでも「有能なマイノリティ」「若さ」「左派過ぎるイメージがない」など、よい選択だと思います。カレン・バス下院議員だと「左派すぎる」ということかと思います。.グレッチェン・ホイットマー・ミシガン州知事と会ったのは「今回はなかった」ということを伝えたのかと想像します。


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