合唱も異例のディスタンス コロナ禍でも「生の音楽を」 滋賀・びわ湖ホール

コメント

注目のコメント

• 武井 涼子

  フェリス女学院大学/ 二期会 教授/ 声楽家

  ・2020年08月11日

  最近のコンサートは様々な対策をしています。出演者に向けてはお稽古時の毎回の検温に加えて抗体検査PCR検査が行われています。お客様に向けては座席間隔や座席数の減少だけではなく、プレゼントを出演者に渡すのもダメ、出演者の面会もなし。出演者が安心して出演できてお客様に安心していらしていただくために、皆徹底した対策を取っています。
  
  しかし当然これではコストが嵩み、赤字になるばかり。助成が降りて、資金的に問題がない場合でも、みてくださる人の数が少ないのは悲しいもの。それらを配信で補う、という動きが各所で起きています。
  
  配信をライブのコンサートと組み合わせることでまた新しい魅力を見つけられないか？配信だけで良いコンサートができないか？各団体で試行錯誤が続いています。みんな新しい技術に四苦八苦しながら様々なコンサートを作るようになってきました。動画を作成し、パスワードを販売するスタイル、収録したコンサートを後で公開するスタイル…etc
  
  配信チケットはたくさん売っても座席数の制限がないのが利点です。音楽を愛してくださる皆様、是非コンサートにいらしてください。そして配信もたくさん見てください。