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中国を喜ばせる在韓米軍削除は起こるのか - 岡崎研究所 - WEDGE Infinity

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    トランプ大統領は、在韓米軍の削減を考えてもおかしくないでしょう。在韓米軍は、朝鮮戦争を戦うために存在する部隊で、在日米軍のようにアジアから中東までの地域に展開する部隊ではありません。
    現在の米国は、「冷戦後の終焉」を現実のものとし、新たな冷戦を戦おうとしているように見えます。そのため、冷戦末期から冷戦後に構築された、INF全廃条約やオープンスカイ条約という信頼醸成措置の枠組みから離脱しました。
    さらに、今年4月にインド太平洋軍が発表した「Regain the Advantage」コンセプトでは、決定的打撃力と残存性のバランスをとった部隊配置とするとしています。相手からの攻撃で簡単に部隊が壊滅させられないよう、一方で、相手に対する決定的な攻撃力を維持できるように、部隊を後方に退き、機動力を向上させるというのです。「相手」とは中国です。
    米国は、実際の戦闘を想定した部隊展開にしようとしているのです。中国以外の相手とは直接の衝突を避けようとするでしょう。すでに、欧州が在独米軍の削減によって脅威が増すとしているロシアについて、米国はG11あるいはG12構想などを持ち出して取り込みも図っています。さらに、ドイツで削減する米軍は、欧州内の、ロシアに対してより強い圧力をかけられる国に展開するかもしれません。
    北朝鮮にしても、米国の主要なターゲットではありません。まずは、北朝鮮との衝突を先送りする対話等を目論むかもしれません。前方展開基地としての在日米軍基地の存在意義は高まりますが、米国は重要な艦艇や航空機を在日米軍基地に貼り付けることなく、機動的に運用するでしょう。日本は、米国のように後方に退くことは出来ませんから、自衛隊が中国に対して前方展開する日米同盟の中の重要な一部として機能することになります。


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