ウーバーの4-6月期は初の減収、コロナ禍で配車需要急減
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日本のタクシーは、6月の昨年同月比較で約40%の減収。
前の月が、約60%の減収だったので、5月→6月で20%増とかなり回復傾向にあるものの、海外同様に苦しい。
ジェットコースターのように需要が乱高下するなかで、日本の場合、雇用の崩壊が起こっていないのは、良い意味で産業全体が社会機能として成熟しているから。
実際に傍でこの数ヶ月の動きを見ていると、国との連携(助成金対応とか)、自治体との連携、従業員との連携、などなどまるで一つの大きな生き物のようにしたたかに、しなやかに体質や動きを変えてなんとか凌いでいる。
お世辞ではなく、108年の間に幾度もあった経済危機をしたたかに乗り越えてきた生命力は伊達じゃない。GrubHubの買収は断念し、Postmatesの買収を発表してから早1ヶ月。直近ではサブスクモデルもはじめて、すっかりデリバリー事業Uber Eatsの印象が(特に日本では)強いですが、本業かつ祖業であるライドシェアの売上をデリバリー事業が追い抜いたというのは、コロナ禍とはいえ印象的。ライドシェア事業に関してはLytfの決算も出てから比較してみたいところ。
生活インフラとして、いかにドライバー(UberもUber Eats)に報酬を支払えているのかということもそうだし、彼ら彼女らの補償や支援に関する議論が、アメリカにいて今後どうなされていくのかも注視したいところですEATSの料理宅配事業は倍増の69億6000万ドルに。ただ仕組みとしては配車よりも効率悪く儲かり辛い為、ポストメイツの買収もありますがシェアアップにどこまで突っ込んでいくかも注目です。