ソフトバンクグループ、400億円の申告漏れ
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注目のコメント
余り対した否認事項ではないですが完全に国税から目の敵にされていますよね。
記事によると否認の内容は以下の通り。私見ですが予想も交えて。
・為替差損過大計上 170億円
日本の子会社からドル建てで借り入れた負債について、換算レートを間違って適用。
これは何でしょう?換算レートの間違いで170億円も損失が計上されるのは想像つきません。長期の借入で発生時換算法で換算していたが、期末時点で短期債務になってしまい、期末時換算をしなければならないものであったが、期末レートで換算出来ていなかった、とかはあり得そうです。(この否認のされ方は過去にヤマダ電機でも40億円の否認があったようですので、よくあるミスではあります)
ただ、この場合はむしろ為替差損は計上されていないはずなので、内容と少し合わないかも。
・経費計上否認 140億円
SVFの運営を担う海外子会社への成功報酬についても経費計上を認められず、約140億円の申告漏れを指摘された。
これは記事から察するにCFC税制で海外子会社が合算課税の対象にされたようですね。こちらは詳細は不明。期ズレとありますが、本来はCFC税制は期ズレの否認事項ではありませんので、本当に期ズレなのかも不明です。
SBGは欠損金があるので実際の追徴税額は発生していないとのこと。SBGって最近、毎年、税務調査が入っていませんか?
ま、たしかに掘れば何か「お土産」が出てくるので、当局も調査に入り甲斐があるのかもしれません。ソフトバンクの租税回避行為を見て、いつも思い出すのが、
パナソニックの創業者松下幸之助氏は、企業にとって、利益を出し税金を納めることが社会貢献の基本という信念を持っていたいうお話ですね。
松下幸之助は、合法非合法という考えでなくて、一段上の考え持っていたように感じられます。