電子ごみから金を効率的に回収、新しいポリマー素材がリサイクルを変える
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従来の電解処理や沈殿処理よりも余計なエネルギーがかからず、金のキャッチ力が高いということであれば、期待値が高まりますね。
酸で溶解する下処理があるという点では、従来の方法と同じですので、廃液やスラッジが多量に発生することからは免れません。金のみを選択的に取り出せるコストが低い抽出方法で、高度な金のリサイクルがなされていない途上国等で応用が利きやすいといえど、適正に廃液処理等を行える能力とルートをもつ処理業者の手に、このような技術が渡るべきだと思います。Matsunagaさんの仰るように、量をこなすには、ドライプロセス前工程である程度選別しないとなんでしょうねぇ
で、そう思って昔、プリント基板をハンマーミルにかける時に、金パッドのある部分が独特の形状に割れて分離し易いようなミゾ付けとく、っていうアイデアで幾つかプロポーザル書いたのですが、時代もあり、ダメでしたねぇ (製品使用中に落として割れたら困るでしょ、というご意見多数 そうならないミゾ設計をする、ってハナシだったんですが) 今なら行けるかな都市鉱山からの湿式リサイクルの研究は益々進んでいくでしょうが、物理的に粉々にする乾式の工程も欠かせません。バッテリーもそうです。
ケミカル・プロセスで全て解決するというのは錬金術の発想に近いとも言えますので、地道な研究開発が必要であると共に、リサイクルそのものが経済合理性に背くケースがプラスチックを含めて殆どなので、循環型社会を目指す上でのインセンティブが必要になってくると思います。