JR東日本 3か月決算 最終損益1553億円の赤字 新型コロナの影響
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新幹線や商業施設は新型コロナウイルスに対するワクチンや治療薬ができれば戻ると思うが、気になるのはもう一つの収益の基盤である定期券。かなり抜本的な事業構造改革のアイデアを持っているのではないかと思います。駅はリモートワークのファシリティ化、省人運行の推進、路線見直しと料金の弾力化、などなど。
予測されていたことではありますが想像以上でした。
リモートワーク推奨がなされている企業においては出勤日数が実質減っているわけですから、定期券支給ではなく実費精算と切り替えているのだと感じます。
現時点では緊急事態対応としてですが、安定してリモートワークとなると交通費支給に関する規約を変更する企業も出てくることが予測でき、定期券の占める売り上げの割合に大きく影響されると思います。
20日程度出勤しないとなれば実費精算に切り替えた方が安く済む計算に概算ですがなるかと思います。
また、新幹線を使った出張なども現在はほとんどないことからそれも減り、webで完結できてしまう業態は費用削減の観点から戻らない可能性もあるかと思います。
駅ビルに関しては外出自粛の時期の影響が大きいと思いますが、外食をする人が減ったことや、アパレルや雑貨の売り上げが落ちてる現象と同様に影響を受けており、この夏どうなるか?による気がしています。JR東日本の第一四半期決算ですが、思った通り厳しいですね
売上高3,329億円(前年同期比-55%)
営業損益は-1,783億円
鉄道業は稼働率のビジネスですし、走らせる固定費が同じなら、当然より多く人を乗せた方が利益は上がるのですが、この状況下では難しそうですね
鉄道業の特徴は
①限界利益率が高いこと
②景気の感応度が高いという特徴があります。
①について、電車は1回の運行でかかる費用が決まっており、より多く人を乗せた方が、より遠くに人を運んだ方が儲かる仕組みになっています。そのため売上-変動費の限界利益も高くなります