アメリカ 新型コロナ感染による死者15万人超える
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6月の間、米国で楽観論が出た根拠の一つになったのが、「感染者が増え続けているものの、死者が減り続けている」という事実でした。事実、1日あたり2000人ほどに達していた死者数は6月中に500人レベルまで改善を見せました。
ここには、多くの専門家がそのタイムラグについて説明を行いましたが、残念ながら十分届かなかったと思います。専門家による予測は、実際の数字ほどの説得力を持ちませんでした。
しかし、7月に入ってから死者数は再び増加傾向を見せ、現在は1日1000人レベルに達し、昨日は1300人にまで上っています。また、春には約半数がニューヨークに集中していたのと異なり、現在は複数州に分散しているのも特徴です。一方、公衆衛生策を綿密に敷いてきたニューヨークでは死者の数も平均10人代まで低下しました。
他国が与えてくれる情報、レッスンからも、我々は多くのことを学びとることができます。最初のロックダウンから130日以上が経過し感染者はまもなく450万人にのぼります。感染者数の増加が抑え込めていないうちに活動を再開し、尚且つ感染防止策が徹底されていないことが感染爆発をうんでいます。
シリコンバレーにおいても地域的な第二波が立ち上がっており、職場でも頻繁に注意喚起のメールがまわるなど緊張感が高まっています。これからどうなるのか、いつおさまるのか全く見通しが立ちません。
一秒でも早くおさまり、一人でも多くの命が救われることを祈っています。日々の感染対策・健康維持、頑張っていきましょう。
アメリカ各種統計
https://www.nytimes.com/interactive/2020/us/coronavirus-us-cases.html米国11万人に対して日本1,000人。
格差から生まれる衛生環境や医療体制の差が死者数や死亡率に直結する証左。
何故なら、日本に住んでいるアメリカ人の死者数や死亡率が米国内同様に高いわけではなく、かつアメリカ国内では貧困層などの生活水準が低い人々に死者数が多いのだから。
また気になっているのでひとつ苦言を申し上げれば、米国の状況では死亡者数と致死率が感染拡大に遅れて上がり出しているから学べという意見を書いているNP常連の医師がいたりする。しかし格差や衛生環境などの社会環境のベースが違う中で同じ結果を生むわけではないことについては、現実に起きているここまでの結果を見る限り、日本の死亡者数がアメリカのように万単位まで跳ね上がることなど現況を鑑みてもまず起き得ないと考えるのが妥当な判断であろう。
それらNP常連医師の2名が執拗に繰り返している発言は特定方向への誘導を図る発言であると言われても仕方がない内容が多々含まれており、医師の立場にある者が過剰とも取れる啓蒙活動を行うことは社会的影響を考えれば控えるべきであることは言うまでもなく、かつ、日本に当てはまらない可能性が高い状況にあるにもかかわらず、あたかも起きうるかのように書くことで社会不安を煽り、過剰な防衛を煽る表現を盛り込むことは慎むべきであり、本来であれば、特定の方向に世論を誘導することなく、あり得た事実のみに対する意見のみを語るべきであろう。