セブン・ファミマ・ローソンがコロナで苦戦中でも客単価は増えている理由
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著者は客単価が上がった理由を『3密を避けるためスーパーの客がコンビニに流入した』と見ているみたいです。
僕はリモートワークが増えたことにより、今まで『オフィス近くのレストランで食べていた人』が、デリバリーやコンビニに流れた。とみています。(追記:+ 仕事終わりで居酒屋に行っていた人が家で飲むようになり 酒の購入量が増えた。何割かがコンビニ)
もともとスーパーマーケットを利用する層は、回数を減らして1回の買い物をまとめ買いするようなことはあっても、よほど混んでいない限りはその代替をコンビニに求めないように思う。
まぁ立地別のデータとかコンビニ側は持っているのだろうから、そのあたりはシッカリ分析していると思う。僕ら外野はザックリとしたデータしか見てないのでこの程度。コロナにおいてセブンでは、「デリカ」「冷凍食品」「洋酒・ワイン」のカテゴリ売上が特に拡大。43店舗にて酒類を拡大するレイアウトをテストしていましたが地区平均より売上が伸びた事で120億かけて8000店でも導入へ。
細かな変化ですが、来店頻度が高いコンビニだからこそ変わり続ける必要性を感じます。コロナ禍で売上は下がった一方、客単価は非常に上がったコンビニ。三密を避けてスーパーからコンビニに一定のお客さんが流れたというのは確かに実感がある。その消費行動の変化をとらえ、新しいコンビニの形を各社が模索しているというのは興味深い。近年、ヒット商品はあるが生活様式を変えるほどのイノベーションが無くなったコンビニがこの危機時にそれを生み出してくれるのか?消費者としても経営者の観点からも大いに興味がある。期待したいな。