【真相】オンワード×ZOZO「復縁」の舞台裏
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ECプラットフォーム側と、それを利用する店舗(メーカー)側に常に起こる課題。
ECプラットフォーム側としては、フットワーク軽く新しい施策を繰り出すことが成長の源なので、どんどん挑戦するのですが、その施策は店舗にとってはギリギリ容認できるかどうかの場合もあります。まずユーザーのメリットを最優先に考え、次に店舗側のメリット・デメリットを考え、最後にプラットフォーム自体の収益を考えて挑戦していくわけですから、店舗の方針と合わないことも出てきます。
試行錯誤しながら新しいビジネスチャンスが生まれるので、出戻りも選択肢としてアリ、だと思います。店舗の大量閉鎖や、業績赤字などネガティブなニュースが目立つオンワード。その他のアパレル企業と同様にDXが決して進んでいるとは言えない同社ですが、中長期的な視点に立った打ち手をされているという印象を持ちました。
ただ、スマートファクトリーの作業をどれほど自動化していくか、ブランドの再構築などやるべきことはたくさんあります。
プラットフォーマーと違い、アパレルメーカーは一社総取りではなく、多様なプレイヤーが同時に存在し得るビジネスなので、早い遅いはもちろん大事であるものの、どれほど我慢して、踊り場にいるときに先を見越した準備できるか、そのさじ加減の仕方をどうするのか、気にしています。成長戦略の3本柱は、「デジタル」「カスタマイズ」「ライフスタイル」とのこと。
DXやSDGs対応は多くの企業で喫緊の課題となっています。
以前は、当然ながら企業ごとに事情が異なりましたが、いまはどこも変革の只中。
各社とお付き合いのあるこちらは、企業の変革に並走するような感覚になっています。
「ブランドの規模にもよりますが、おそらく数年かけて、全ブランドがウィズコロナに対応したものに最適化していくと思います」