出口学長式・ 子どもの「読書感想文力」を ぐんぐん豊かに伸ばす方法
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日本の学校における読書感想文には型があります。
対象となる書籍の「要約」→ポイントの指摘→自分もそうだった、あるいはそうなりたいという、事実に基づく共感・主張(自分語り)
その型に則っていればある程度は評価されます。
しかし、さらに受賞レベルを目指すのであれば、世の中(学校)の価値観に沿わないといけません。
約40年前、私が小学生だった頃、いとこからもらった『大学なんて、行かなくてもへっちゃら』というタイトルの本で読書感想文を書きましたが、校内で3位でした。
南方熊楠の子ども向け評伝でして、私の読書感想文は型を押さえたものでしたが、当時の価値観として、高評価は与えにくかっただろうと推測します。
1位にはできないが、落とすわけにもいかない…先生たちの困った顔が、目に浮かぶようです。『8割は埋めなさい!』
『もっと字を書いて!感想ないの?』
『感じたことを書けばいいんだよ。』
と言われても子どもは困ってしまいますよね。
親も子どもと二人三脚で同じ読書感想文を書いて、発表しあってみようと思います。