[東京 22日 ロイター] - 22日午前の東京株式市場で、トヨタ自動車<7203.T>は安寄りした後、上向きに転じた。ドル/円が若干円高に振れたことや、4連休を控えているとあって買いにくいものの、前日に国内生産が回復していることが明らかにされ、これが手掛かりにされた。

同社は21日、8月の国内生産が新型コロナウイルス感染拡大前に策定した当初計画から約3%減と計画並みにほぼ回復するとの見通しを発表した。新車需要の回復が世界的に見込まれるためで、今後も回復基調は続くとみている。6月の生産は計画に比べて約4割減、7月は約1割減だった。