6月の消費者物価指数は横ばい 3カ月ぶりに下げ止まり
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一律10万の支給はあるものの、新型コロナウイルス問題で所得環境が悪くなって消費が鈍っていますから物価は下がって良いはずですが、2012年秋ごろ80円前後だったドル円相場がアベノミクスの中で大きく円安に振れていますから、資源を輸入に頼る我が国の物価は、そちらの面では時間の経過とともにじわじわ上がります。そうした綱引きの中、原油価格が下げ止まってやや上昇しているのでエネルギーと生鮮食品を除く物価が前年同月比0.4%上がり、生鮮食品を除く総合が前年同月と同水準に戻ったといったところでしょうか。総合で0.1%の上昇ではありますが、生活が次第に苦しくなっているというのが実感じゃないのかな・・・ 不況の中の物価上昇ほど庶民にとって辛いものはありません。
前年同月比での上昇率は「下げ止まった」が、消費税増税分込みで前年同月と同水準ということは、消費税増税分だけ(税抜きの)物価は下がっている状態が、緊急事態宣言発令(4月)以降依然として続いているといえる。