新型コロナウイルス 公費負担の検査対象拡充へ
NHKニュース
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リスクの低い方に検査を拡充していく際の工夫として、「プール検査」という方法をご紹介します。
プール検査は、例えば10人分の鼻咽頭の検体を混ぜて、一度のPCRでまとめて測定を行なってしまうという検査法です。陽性と出てしまった場合には10人の中のどの人が陽性なのかまるで分からないので、濃厚接触者など陽性を疑っている集団に行うには不向きです。
一方、10人分まとめて陰性と出れば、一回のPCRだけで10人全員の陰性を確認できます。これにより、同じ陰性確認でも、コスト(検査費用とPCR検査技師の労力)を大幅に下げることが可能です。
事前確率の比較的低い集団に対する積極的疫学検査に費用をさく場合、このような手法は一案と考えられます。