ペイペイが挑む総力戦 金融総合化へ提携加速: NIKKEI Financial
日本経済新聞
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この闘いは思っていた以上に決着が早かったのは、マーケットの面を取りに行くにあたり、きれいごとでもなんでもなく、リテールの地上戦を制するために必要だったのは、潤沢な資金と強固な営業でした。
ただ、今騒がれている決済手数料の問題は、必ずしもPayPayが責められる必要もなく、そもそも決済手数料2%を払ってしまうと赤字になってしまう様なコスト構造の小売、サービス業が問題なのであって、ここの中小企業のコスト改善策もセットで営業しているのが、Airレジ、AirPayのリクルートです。リクルートも営業部隊が強く、既にホットペッパーグルメ、ビューティーのチャネルを持っているだけに侮れません。
引用
「モデムを配っていた連中を集めろ」。ペイペイの立ち上げを2カ月後に控えていた18年4月、ソフトバンク社内で呼び出しがかかった。「連中」とは01年にブロードバンド通信に参入した際、街頭でモデムを無料配布した営業員のことだ。ペイペイが独自に採用した人員も含め、現在は3000人規模にのぼる。
「5年もかければ誰でもできる。1年で決着を付けろと言われた」。当時、ソフトバンクに在籍してその営業に関わっていた笠川剛史・営業本部長はこう振り返る。その「猛烈営業」の再現で加盟店を次々に獲得した。