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中国の学校で一斉に「有害図書」処分、若者の思想統制へ

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    米国が、自由、人権、民主主義といった価値やイデオロギーに関して中国を非難し始め、英国やオーストラリアといった国々が同調し始める中、中国は共産党独裁の政治体制を脅かす価値やイデオロギーが中国国民に広まるのを恐れているのでしょう。
    記事にあるとおり、2017年頃には大学が標的とされ、巡視組が校内に入っているとも聞かされました。巡視組は、言わば覆面調査員で、摘発のノルマも与えられていたといいます。大学の前には、シンクタンクの思想的締め付けも行われています。
    それでも中国共産党の危機感は緩和されるどころか、より強まっているようです。香港における抗議デモは、習近平指導部の「抑え込まなければ共産党の統治が危うくなる」という意識を一層強いものにしたでしょう。
    この記事からも分かとおり、中国共産党指導部からの指示は曖昧です。それでも、指導部が政治的に不適切だと判断すれば処罰されるのですから、下の人間は、自分の身の安全のために、やり過ぎと言えるくらいの行動を取ります。それが末端組織まで行けば、行動は過激なものになる可能性があります。焚書などの行為は、正にその一例と言えるでしょう。さらに中国では、中央から離れた組織ほど、自分は共産党指導部の指示に従ってこんなに頑張っています、とアピールしようとします。
    中国における学校や図書館の「有害」書籍排除の指示も、末端の学校等が自己アピールのために発信した動画によって明らかになったようです。
    習近平指導部の危機感が収まらない限り、こうした言論統制、思想統制の動きはますます活発になると予想されます。


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    フリー ジャーナリスト

    なぜ連環画なんやろ


    農村地域の中学教師によると、彼らの学校で撤去したのは、1990年代まで中国で人気を博した「連環画」と呼ばれる中国伝統のマンガに似た絵本、キリスト教・仏教関連書。『動物農場』、『1984』という、権威主義をテーマとしたジョージ・オーウェルの名作も処分された。


  • オーウェル的だと言われたらムカつくので図書館からオーウェルを撤去させる、というのではまるで子供のやることだと思うが…。誰か止めろよ恥ずかしい。
    この手の話題ですぐに思い出すのは安彦良和のマンガ「虹色のトロツキー」で建国大学に乗り込んでいって蔵書を捨てまくる甘粕正彦だ。「魯迅なぞくだらん!こんなものを読んでいる暇があるのか!マルクス!レーニン!プレハーノフ!ルソー!『まんがの描き方』!どれもこれも百害の書だ!」
    連環画を撤去しているのは、上記のように先人である甘粕も思想統制においてはまずマンガを攻撃対象にしていることに習っているのだろう(マンガと現実の区別がつかなくなっている}


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