米銀決算、危うい融資業務に注目

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注目のコメント

• 井上 哲也

  野村総合研究所 金融デジタルビジネスリサーチ部　シニア研究員

  ・2020年07月14日

  目先の話としては、好調な投資銀行業務の持続性と、貸し倒れ引き当ての運営がポイントですが、より長い目で見れば、各銀行の経営者が、今後に政府の支援措置が終了していく中で、家計や企業向けの後ろ向きな資金需要にどのようなスタンスを示すかが注目されます。
  
  さらに長期の視点で見れば、リテールだけでなく法人取引も含めたリモートでの業務運営や、コアの金融サービスの収益性が低下していく中での他業態との連携を含むビジネスの多角化に対する考え方をどう語るかも重要です。