マツタケ、絶滅危惧種に指定 キツネザルは生息環境が悪化
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レッドリスト入りを機に、マツタケ減少の一原因であった「松くい虫」対策の強化や、松の生育環境の整備に繋がることが期待できると思います。「松くい虫」との戦いは、被害木の伐倒駆除、有人ヘリコプターや地上からの薬剤散布・樹幹への薬剤注入など、お金も人出もかかりますので、「マツタケを採りたい」プラスアルファの大義名分があったほうが円滑に進みやすいと思います。
IUCNのレッドリストに入ると、環境省がこれを反映した日本版レッドリストやレッドデータブックを作成することになります。レッドリストに掲載された種に対して、直接法令等の規制はありませんが、実質的にこれらの資料をもとに保全対策や施策を検討・実施されていくことになります。
世界的に、絶滅危惧種は増えていますし、レッドリスト入りした種の危機ランクが上がる傾向が多いのは間違いありませんが、レッドリスト入りによって各国で対策がなされ、徐々に改善に向かう事例が少しずつ出始めています。リストに載せるだけで留まらない、具体的な対策を可能な限り早急に行うことが求められます。日本の気候は明らかに亜熱帯化しており、生態系が変わりつつありますね。
また、数十年に一度の大雨や台風も頻発しており、人の生活のリスクも増えつつつあると感じますね。