[東京 6日 ロイター] - 7月6日午前の東京株式市場でソフトバンクグループ<9984.T>が上値を追う展開となり、2月12日に付けた年初来高値5871円を約5カ月ぶりに更新した。

直近では、同社が27.3%出資する新興企業の米保険・レモネードの新規株式公開(IPO)が注目されているが、個人投資家からの人気が高い銘柄だけに「個人が活発に動く現在の市場では買いを集めやすい」(国内証券)という。

直近の信用残高は、売りが1043万株、買いが730万株、信用倍率は0.70倍となっており、ここにきての上昇は売り方の買い戻しによる踏み上げの色彩が強いとの指摘もある。