英、日本からの渡航解禁へ 60カ国、隔離なしで
時事ドットコム
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英国では、今週末からパブが営業再開になる。ただ、今は国境を開けるかもしれないが、EU側は迫り来る合意なきブレグジットを強く懸念している。一方、ジョンソン英首相は、3日、「私はバルニエ氏より楽観的だ」と述べている。
今後、渡航解禁のニュースも増えてくるように思いますが、渡航解禁=安全に渡航できる場所ではないことに注意が必要です。
渡航解禁は、その国にとって観光業が主要な産業か、ビジネス的に重要な国かといったメリットとの天秤によって決断されるため、感染症のリスクは別途確認する必要があります。
感染のリスクは、全数調査ではないとはいえ、人口当たりの感染者数と増減の傾向が参考になります。数が多く増加傾向の場所は、報告数からもすでに倍増している可能性があり、注意が必要です。
個人の渡航の判断自体は、個人のリスクとベネフィットの天秤ということになり、「旅だけが生き甲斐」という方の渡航を阻むほど大きなリスクは存在しえませんが、渡航前の感染リスクを最小化しておくこと、そして地域によってはマスク装着の有無に罰則規定があるなど様々な規制があるので、渡航先の規制についてよく調べておくことも重要です。
また、旅を計画される前には、コロナウイルスだけでなく、渡航先で流行する感染症について情報収集し、防げる感染症を防ぐ、必要なワクチンを接種しておくこともとても大切です。欧州最悪の死者を出した英国ではパブや飲食店は今日ようやく営業再開が認められます。大陸側と比べて1カ月遅れた対応でした。
ところが海外からの渡航については、大陸とほぼ同じタイミングで解禁。EUにこれ以上遅れをとることはできないという焦りがうかがえます。英国の迷走は続く。