【資料解説】「2040年の道路」はこうなる!国交省最終ビジョン 自動運転実用化も
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目前の新型コロナの感染拡大に伴う様々な(というか甚大な)影響は一時的なものであるとして、その先を見通そうとする意思が感じられるビション。
全体を通底するのはデータの活用促進による、人流・物流の最適化と空間利用の高度化。AIやドローン、Maasなどの未来技術の本格社会実装が背景にあることは間違いない。
一つ気になるのは、都市の集積がもたらす価値について、現下の状況を踏まえた深堀りが行われていないかも知れないと思われる点。道路に限らず、国土利用、空間活用など幅広い領域で、この点についてしっかりとした議論が行われ、整合性のある施策(大都市圏の外にある地域のインフラをどのように整備するのが合理的か?)が打ち出されることを期待したい。
なお、ビジョンの全文はこちら。
https://www.mlit.go.jp/road/vision/pdf/01.pdf①通勤ラッシュ消滅
②公園のような道路に人が溢れる
③人・モノの移動が自動化・無人化
④店舗(サービス)の移動でまちが時々刻々と変化
⑤災害時に「被災する道路」から「救援する道路」に
夢のあるビジョンです。
でも我が国が世界に先んじるべきところは、インフラの災害耐性とコスト。
ハード面だけでなくソフト面も含めた強靭なシステムで世界をリードしたい。